大学受験用英単語
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大学受験用英単語
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生徒様が学校指定の単語集を使わない場合は、当塾推奨の出る順シリーズを使用して頂きます。
簡単なレベルチェックをしてから、生徒様のご希望に合わせて開始級(4級?準2級?準1級?)を決めることになります。
大学受験では、最難関校であっても準1級までの語彙範囲であるものと判断します。1級以上となりますと、ほとんど入試で合否に影響を与えません。また、出現したとしても、長文の後に大学側の日本語注釈を付けられてしまい、1級以上の単語を覚えていても、有効なアドバンテージにはなりにくいです。さらに大学受験はほとんどの場合、複数科目受験でありますので、他の科目にリソースを投入する方が、合格という目的により近づくことになります。
このような訳で、大学受験を志す生徒さんには、1級をやることの弊害の方が多いと考えます。志望大学の合格という目的に合わず、投資対効果が明らかに悪いです。
当塾の大学受験用単語集についての編集方針(800語)
5級から出る順準1級までをやることを前提に、大学受験で漏れている英単語を調べました。
大学受験で使われる単語帳としては、人気度から考慮して、Target1900、シス単、速単必修、鉄壁、速単上級を選び、内容を調べました。
各冊の見出し語総数は、 Target = 1900語、シス単 = 2027語、速単必修 = 1945語、鉄壁 = 3082語、速単上級 = 2163語でした(連語省く)。これら見出し語総数の重複度合いを調べたところ、5冊合計の延べ単語数は5081語になりました。この5081語の中で2回以上重複するものは、2971語となりました。よって2110語はその本にしか載っていない単語ということになります。
当塾としては、効率から考えて、鉄壁に載っているが、残りの4冊に載っていない単語、もしくは速単上級に載っているが、残りの4冊には出てこない単語というのをバッサリ切りました。2回以上重複する2971語を焦点を当て、2971語をすべて網羅することで、当塾の大学受験用単語集は出来ております。
当該2971語を出る順5級~準1級まで検索を掛け、821語は準1級までやってもカバーしきれないということが判明しました。この821語がマスター出来るように802文を揃えたものが、当塾のオリジナルの大学受験用単語集となります。
1.821語中204語は出る順1級の例文によりカバーした。199文を使用した。
2.821語中533語はAfter 出る順の例文によりカバーした。519文を使用した。
3.残りの84語は、TARGETの例文により20語、鉄壁の例文により18語、そしてCambridge
Dictionary 他ネット上の例文により46語をカバーした。
この結果、本書802文で821語をカバー出来た。
出る順5級~準1級+本書による単語本のカバー率は以下のようになりました。
TARGET 1900語中1840語をカバー
シス単 2027語中1961語をカバー
速単必修 1945語中1869語をカバー
鉄壁 3082語2722語をカバー
速単上級 2163語中1601語をカバー
上記5冊を使った通常の組み合わせ学習の場合のカバー率
以下は大学受験生が頻繁に推奨される単語本2冊の組み合わせによるカバー率の例です。
TARGET+鉄壁の組み合わせで、速単上級2163語の1269語をカバー
シス単+鉄壁の組み合わせで速単上級2163語の1262語をカバー
速単必修+速単上級で鉄壁3082語の2083語をカバー
上記5081語のうち、2回以上重複する単語は、2971語となります。
この2971語と重複しない単語は以下の通りです。
TARGETの6%の115語
シス単の6%の116語
速単必修の23%の440語
鉄壁の21%の661語
速単上級の36%の777語
大学受験用英単語と海外院試対策向英単語の関係(参考)
上記5冊だけではなく、他にポピュラーな7冊(LEAP、Database4500、Database5500、DUO3.0、リンガメタリカ、単語王2202、Stock4500)を選び、大学受験に必要な単語群とTOEFLに必要な単語群、GMAT/GRE系で必要な単語群の関係を調べました。大学受験の単語は上記5冊プラス今回追加の7冊でほぼ網羅しているものと想定します。12冊合計の見出し語数の単純合計は、熟語込みで 25340語であるますが、重複を排除した結果、8412語の英単語/熟語を確認することが出来ました。( )内は単語数です。
大学受験を終えてからの、次のステップに進む際の単語の壁の厚さがカバー率に表れていると思います。