after 出る順について
after 出る順について
出る順1級が終わった後のテキストはオリジナルの after 出る順 となります。
資料室にて公開しておりますので、自由にお使いいただいて構いません。
以下のリストについては、見出し語を完全網羅しました。(カッコ内は掲載見出し語数)
・Flanklin GMAT(4484)
・TOEFL 3800(3800)
・Barrons GRE(4759)
・MyGretutor(3505)
・Using Eng GMAT(1339)
・Using Eng GRE(1162)
・Eng Grammer GRE(1745)
・Eng Grammer GMAT(1707)
・Sound Keeper GMAT(1341)
・Sound Keeper GRE(1300)
・Agos(iknow!)(TOEFL対策基礎TOEFLリスニング対策TOEFLリーディング対策SAT
対策GREVerbalセクション対策GMATVerbalセクション対策)(4470)
以下のリストについては、2回以上重複しているもののみ掲載しました。
・Princeton GRE vocabulary(681)
・GRE Big Book Word list(4910)
・Exam word GRE list(Must have + basic + hard + super)(1566)
・Vocabulary.com GRE(4998)
・graduateshotline.com GRE word list(1311)
・msu.edu GRE(176)
・csun.edu GRE(1162)
・gre.tyrannosaurusprep.com GRE Words list(420)
・GREdic.com(6546)
・Github GRE Master(677)
・GMAT Vocabulary(English for Students)(1366)
・GRE Word List(English for Students)(5144)
・Barrons GRE Essential 500
・Barrons GRE Advanced 500
・Prep Scholor GRE prep(357)
・Magoosh GRE 1000(1001)
・GRE General Test攻略のための必須英単語(2163)
・Manhattan GRE 500 Essential Words(500)
・Manhattan GRE 500 Advanced Words(500)
上記全リストの見出し語リストも資料室に掲示しておきました。
after 出る順に掲載されていない単語が学習中に出現した場合は、上記のリストに1度しか出てこない、もしくは1度も出てこない単語ということになります。
発音については、カタカナで表示しております。
編者の方で70回程読み込んでからリリースしてはおりますが、訳の不手際、利用される方が不穏当と感じられる用法・言葉遣い・語句の採用があった場合は、そのままエクセル版を利用者様が修正してご使用ください。
PDF版はそのまま表裏印刷にしていただければ、冊子として利用可能なフォーマットになっております。また、エクセル版を自力加工さる方のために、画像データも本サイトにアップロードしてあります。
after 出る順は製本する際の1冊あたり見出し語404語から成り立っております。見出し語は単語だけの暗記にならないように、意図的に掲載しておりません。
掲載順については、1冊目から13冊目は上記リストのうちの登場回数が多いものから順に掲載しており、13冊目の途中からは登場回数が1回もしくは、出る順1級で重複している可能性があるものを掲載しております。見出し語の重複について、出る順5級~1級とafter 出る順では1500語ほど重複しておりますが、極力異なる意味での例文を挙げるようにしました。
編集中に、簡単な見出し語が出てきてしまった場合などは、例文中に別の難しめの単語も併せて盛り込んで例文を難しくしました(region、anxious、refer 等)。
ボキャビルサイトで測定したところ、出る順5級 ~ after 出る順までで文章中に出現する単語も込みですが、 areal.me のサイトなら29000語程度、Preply(旧Test your vocab のサイト)なら、31500語程度ほど達成出来るようです。
1冊あたり70回程読み込むことで、ある程度は満足のいく暗記が出来るものと思います。1~5回目ぐらいは、1冊読み通すのに時間が掛かると思います。ただし、30回を超えたあたりで1冊あたり1時間程度で読み通せれば、かなり楽になってくると思います。
21冊合計で70回程度読み通すのにおよそ3000時間ほど想定しております。13冊までならその半分強程度と考えます。
ばらばらの小冊子にした理由は、1ページから読み始めて47ページまで戻らずに一気にやれる適量ということで、このページ数となっております。
TOEFL 3800 については、13冊目終了時点で95%の3600語を網羅しております。尚、3800語中1821語は、既に出る順の5級~1級に見出し語として掲載されているため、残りの1979語を after 出る順 の中で取り扱っております。
凡例について
(1)日本語訳部の(原マ)(原ママ)は、引用元の英文を編者が加工することなく、そのまま掲載という意味です。
(2)日本語訳部の( plume = 煙柱・羽毛 )や( dirt = ちり・ほこり・泥・土・スキャンダル )のように複数の意味を挙げさせて頂いている表記は、出る順シリーズ内もしくは、after 出る順内でその意味で別々に例文が存在するという意味です。例えば、dirt であれば、ちり・ほこり・泥・土・スキャンダルの意味で使われている例文が5つ存在します。
(3)cf ; は、似たような発音や似たようなスペルの単語を混同しやすいものとして挙げてみました。(2)同様、cf ; reflection = 反射・反映のように、意味を複数挙げているものは、出る順シリーズ内もしくは、after 出る順内でその意味で別々に例文が存在するという意味です。
(4)発音部の(ok)は、特に詳しく編者が発音確認済み。
(5)発音部の(MP) は Most popular な発音という意味です。
(6)発音部の✕✕ や ✕✕✕ は特に間違っている発音という意味です。
編集にあたり気を付けたこと(Amazon での本の紹介の追記となります)
①単語の意味は他の文章でも通用しやすい訳を当てました
他の単語帳を見てみると、きれいな日本語で日本語訳を書きすぎていると編者は感じております。意訳し過ぎて元の英文の構造が分からなくなってしまっている場合も散見されます。このため、学習者がその単語の意味があっているのかどうかを確かめるために、さらに辞書が必要な場合があります。また、日本語訳に書いてある訳語をその単語の意味として暗記してしまうと、そのままでは他の英文に当てにくい場合があります。もしくは、英語例文の日本語訳文の中に出現する単語の意味が、見出し語単体の説明箇所の意味説明に出てこない場合も多いです。見出し語単体の説明箇所の意味を覚えればいいのか?日本語訳の中の見出し語の意味を覚えればいいのか?学習者を混乱させますし、初見で勉強する場合は、複数の意味を学習者に覚えることを強制することは、学習者にとって負荷がとても掛かります。
英語と日本語ではそもそも言語が違うので、きれいな日本語になるのはおかしいと思います。このため、学習者のことを考えて、可能な限り意訳せず、英文のニュアンスが伝わるが、日本語としては不自然な訳にしました。さらにきれいな日本語を読むことが目的の本ではなく、あくまでも英単語を暗記することが目的の本の為、少しでも単語の意味がイメージ化しやすいように、訳は口語に近い形に意図的にしております。このように、学習者は辞書は一切使わず、after 出る順の日本語の訳からたどれる英単語の意味をそのまま覚えれば、他の英文でも使えるような日本語訳にしたつもりです。
②無駄を省き、シンプルに何度も読めば実力がつくという単純な英語本を作ってみたかった
英語の学習の煩雑さの中では、編者が煩わしいと感じるのは、辞書、PC、スマホ、学習本の間を行ったり来たりすることです。もっと簡単に1つのことだけを何も考えず、お寺のお坊さんの見習いのように、御経を延々と長時間読み続ければ、勝手に実力が付くというものはないのだろうか?単純作業を長時間やれば、実力がつくようなものがあったらなあと長年思っていました。学習者が辞書を引く必要がないように、本と1対1で勉強し、学習者と本書の間に、辞書やスマホ、音声ファイルの介在をなくすというのが本書の目的の1つです。よって発音もカタカナ発音にしました。さらに学習者に対する浮気防止対策として、 after 出る順では、学習者が見出し語をちらっと見て例文から浮気しないように、見出し語を削除し、例文だけをひたすら読むことに徹する仕組みにしました。実力がつく、の「実力」のレベルは、ある試験をクリアしたらまた次の試験、その試験をクリアしたら次の試験、、、、という次から次へと来る試練にまた新たな準備が必要になる類(英検1級本などはまさにその類でしょう)ではなく、1つやりこなせば、あとは試験対策という意味では死ぬまで不要というレベルのものを今後時間を掛けて作っていきたいと思っております。after 出る順の次のステップの(赤ラベル)シリーズでは、そのようなレベルに挑んでいきたいです。毎日黙々と何度も同じ本(21分冊ですが)をただ繰り返し読むだけという単純な作業を数千時間繰り返す、というのが after 出る順を学習する上での理想像です。逆に繰り返し読みに投資した数千時間にふさわしい語彙数を学習者に保証しなければならない、というのが編者が大量の時間を投入してくれた学習者に対してお約束しなければならない点だと、編者は理解しております。
③編集中に見出し語が簡単過ぎると編者が感じた場合は、難しい単語も混ぜ込みました
編集に当たっては、簡単な例文は極力減らして、学習者に失望されることを出来るだけ回避したつもり、、、、、ではあります。編者が見出し語をチェックしていて、region、anxious、refer などの平易語に当たってしまった場合は、見出し語が簡単で例文も簡単という状況を避けるため、他に重要そうな単語を抱き合わせたつもりです。
④自分がその本を使って勉強をするという立場の堅持(編者は英語のプロではありません)
何をもって、どのレベルでプロを指すのかはさておき、編者の after 出る順編集にあたっての立場は、英語を出来る人が自分より出来ない人のために、自分の知っていることを披露するというのではなく、編集しながら自分用の勉強の本を作成するノリで、after 出る順を作っております。編者も after 出る順を70回以上読んで学習した立場です。
⑤そもそも語彙だけ増やしても、意味がないという意見について
編集に当たっては常にこのことが頭に引っかかっておりました。確かに語彙だけ増やしても、それだけで試験の点数が上がるわけではないことは編者も理解しております。ここでいう試験とは、非ネイティブの場合は、
中間・期末・英検・共通テスト・GTEC・TEAP・TOEIC・TOEFL・IELTS・ケンブリッジ英検・国連英検
あたりを指しますし、これらの試験で勝てそうな見込みが出てきた場合でも、日本の大学を卒業して次のステップに行くためには、
GMAT・GRE・LSAT・MCAT
のような試験を受験し、ネイティブと同じ土俵で競争することになり、さらに各種学校を卒業しても、職業に直結する
UBE・CPA・MLE
のような資格試験が待ち構えております。若い人の場合は、英語が出来るようになると少しずつ見えてくる先のステップに対して、ひるませる最大の理由はお金以上に英語力、端的に言うと語彙不足の方が極めて多いはず、と編者は考えております。勉強すれば受かるのでは?というある程度の勝算の見込みがないと、1歩を踏み出す気持ちにはなれないでしょう。当塾の立ち位置としては、各種試験に必要な4技能(読む書く聞く話す)に対策する塾ではなく、上記の各試験を受けてみようかという気をまず最初に起こさせる塾でありたいと願っております。自分の確保した語彙数そのものが、自分を勝手に後押しするというのが、当塾が立てている仮説です。語彙が背中を押す、です。先立つもの=語彙だけでもあらかじめ先に充分数仕込んでおけば、親が色々指図しなくても後は勝手に子供が先に進むという確信でもあります。
特急券としての役割のafter 出る順
語彙数の蓄積には、学習者としてのアプローチは2つあり、1つは多読を通じて語彙を増やす方法があると思います。この中には映画を見る、小説・英字新聞をたくさん読むことで増やしていく方法などが含まれ、ネイティブスピーカーはこれらの方法をとっております(我々日本人も日本語をそのように覚えている)。一般的に英語のシャワーを浴びるなんていう言い方もされている方法で、多読による語彙蓄積です。もう1つは、語彙本によってそれこそ山川の日本史の教科書を覚えるように集中的に覚えていく方法です。どちらのアプローチにも利点欠点があります。ただし、目指す方向は語彙を増やすという点では一致してます。語彙本はさながら語彙蓄積のための特急券としての役割を果たします。語彙本の収録範囲が広ければ広いほど、短時間に遠くにまで乗客を運んでもらえます。最終目的地へのショートカットです。語彙本は大きく分けて1.単語とその意味の一覧の羅列2.ミニマルフレーズ型(文章ではなく句や節で覚える型)3.例文型の3種がありますが、、語彙難易度が高くなるほど例文掲載してくれている本が減り、単語とその意味を並記しただけのスタイルのもの(昔で言うと試験に出る英単語=でる単=しけ単のフォーマット)、つまり1型のみが残ってしまうようです。Ankiなどのアプリで単語→意味でどんどん覚えていける忍耐強い方、すきまの時間を使える要領のいい方、1単語1秒型になじんでいる方であれば、この並記スタイルは合っていると思います。しかし、どうしても単語とその意味だけの並記スタイルだと、実際に英文中に出てきたときに使えるかどうか?という恐怖心に囚われてしまい、積極的に学習出来ない方もいると思います。もしくは、gadget を操作しての学習に抵抗がある方もいると思います。編者がこのタイプです(スマホやPCだと学習書に書き込みが出来ないので、勉強をやった感?がなく、ストレスを感じるタイプでもあります)。又、勉強への腰を上げるのがおっくうな方、腰の重い方、ギアを上げにくい方は、決してすきま時間を使うという離れ業で勉強することは出来ないと思います(編者はこれにも該当します)。
編者の目指す単語暗記のスタイルが、「長時間、例文だけを繰り返し何度も読んでいたら、気が付いたら語彙が増えていた」というやり方ですが、このTarget 1900やパス単型の1語1文主義、例文至上主義の語彙本で英検1級レベル後の本が数少ないため、自作してみようということになり出来たのが、after 出る順です。さらに例文語彙本を編者が学習する際に、左のページを実際はほとんど見ずに例文だけに集中して読んでいたことに気付いた為、after 出る順では、Target 1900やパス単のような左のページの単語とその意味複数列挙部分を完全に削除し、例文のみの羅列にしてスッキリさせました。欠点は、単語の意味を1対1でしっかりと覚えていない、という点ですが、編者のスタイルでは出来るだけ「見たことある、なんとなく単語の雰囲気は分かる、文章の中に出てくれば分かる」というレベルでの認識語彙をまずは増やして、運用語彙は後回しにする戦術ですので、例文と日本語訳文だけのシンプルスタイルにしました。どうしても見出し語で最終チェックをしないと、その単語を覚えているかどうか不安だ、という方は資料室に見出し語一覧、もしくはエクセルで例文ごとの見出し語を表示しておりますので、そちらで一気にチェックしてみて下さい。ただし、まずは冊内のすべての例文が口頭完訳出来るまでは見出し語での意味チェックはしないことをお勧めします。1単語1単語きっちりと暗記の可否をチェックしていては、認識単語をまずは増やすという目標を達成出来ませんし、覚えにくい単語に固執することは、1~2回見れば覚えられる単語に出会う時期が遅くなることにつながります。まずは食べやすいところから食べる、弱い相手から倒していく、というのは物事を進めるうえでの常道だと思います。
このようにして増やしていった語彙は様々な material を読む際の特急券としての役割を果たすでしょう。しかし、語彙本は万能ではありません。英語が出来るようになりたい、といっても目的は人によって異なります。個々人が目指す自分だけの最終目的地へ行くためには、特急で近くの大きな駅まで行き、あとは各駅停車やバス、タクシー、徒歩で(=実際の長文や素材に当たる地道な努力)行かなければならないことは言うまでもないことを最後に付け加えさせて頂きます。