after 出る順(赤ラベル)について
after 出る順(赤ラベル)について
GRE/GMAT 以上の単語
after 出る順を繰り返し何度も何度も読むこと(当塾推奨最低70回以上)でGRE/GMAT レベルの単語は十分に馴染むことが出来、海外院試対策の最も大きな壁を超えることが出来ます。しかしafter 出る順に習熟していても、現実的には、当塾が押す The Economist を読んでみると、大意はつかめるようになるものの、辞書を調べる必要が全くない、日本語と同じレベル感で気楽に読めるというレベルには達することが出来ないことを当塾では感じております。例えるなら、美容院で気軽に雑誌をパラパラめくるというノリで、The Economist を読むレベルには、after 出る順では到達出来ません。学習という苦行の範囲の英語から、情報を得るためのツールとしての英語に成長させるためには、最後のひと山を越える必要があるように思えます。
スムーズに英文を読んで情報を得るというレベルに達するには、1ページあたりで辞書調べる回数を1回以下にまでに減らす必要があります。1ページ/2回以上となりますと英文読解の負荷が掛かりすぎて、情報を得るために気楽に使えるツールとして成立しません。このため、続編となるafter 出る順(赤ラベル)では The Economist を1ページに辞書を1回引くことが出来れば、全訳が出来るというレベルの語彙力を追及したいと考えております。
after 出る順の編集方針とはかなり異なりますが、after 出る順(赤ラベル)の作成にあたっては、当塾が The Economist からランダムに読んだ記事の中で、5級~1級+After 出る順に掲載のない単語/熟語、もしくは掲載があっても、新たな意味を知らないと訳せないものという基準にて英単語/熟語をピックアップしていきます。つまり、赤ラベル版では、GMAT/GRE/TOEFL系の単語は既に学習済みということを前提に、極力省くというスタンスとなります。
英英辞典に掲載のない単語、The Economist ウェブサイト内の語句サーチで、4~5年以上他に使われていない単語も省いております。
例文については、The Economist の文章をそのまま載せることを優先します。しかし、スペース上載せられない場合やその文章では意味を覚えにくいものに限っては、Cambridge Dictionary もしくは他辞典から優先的に例文を転記します。
after 出る順は21冊で完成となりましたが、(赤ラベル)は、どの時点で完成となるのかまだ見えておりません。語彙の道は遠いですが、我々が日常生活で情報を得るのに日本語では不自由を感じたことがほとんどない状態になっていることを考えると、(赤ラベル)の制作にも必ず終わりが来るものと信じ、それまでは地道に1冊ずつ制作していきたいと考えております。編者も制作しながらその内容を勉強、勉強した内容を制作というafter 出る順制作時のスタンスを変えずに制作して参ります。
after 出る順の紹介ページの最後に、特急券としての役割のafter 出る順を書かせていただきました。この赤ラベルの役割は、after 出る順 の路線拡張部、伸長部、ただし目的地は The Economist という位置づけとなります。英語のすべての目的に合致するという本は、その分だけ目的への合致性を失うと編者は考えております。よって口語表現や海外現地でよく使われる言い回し、映画や海外ドラマでよく出てくるフレーズ、などは対象外としております。
エコノミストの文章のうちで単語の暗記には直接不要と思われる修飾語は、文章の構造や理解に影響を与えないと編者が判断する範囲で、編者側で事前に削除しております。これは学習者が(赤ラベル)を繰り返し読み込む際の負担を少しでも軽減し、同じ労力でより多くの回転数を稼いで頂くための処置です。この処置は赤ラベルの(5)より新たに始めてみました。
(例)
Simulations by Liberum Capital, a bank, suggest a miners’ strike in Peru, or three months of drought in Indonesia, could tip the copper or nickel markets in 2028 into 5-15% supply deficits.
→ A miners’ strike could tip the copper market into 10% supply deficits.